昭和42年 岐阜大学医学部第一外科大学院在学中に腎移植のチームに入り人工透析治療を学び、高知の腎不全で苦しんでいる患者様のお役に立ちたいと、昭和48年3月に高知市に島津外科胃腸科、人工透析センターを開業しました。
島津病院を開業後約5年が経過した頃、我がふるさとである幡多地域に対して特別な想いが増すと共に、当時 旧中村地域、土佐清水地域、宿毛地域を中心とした幡多全域の腎不全の患者様から強い要望の声もあり、昭和53年6月に四万十市(旧中村市)に人工透析治療を中心に幡多病院を開業いたしました。
長年の間、地域の方々に幡多病院の名称で地域医療の一員として行ってきましたが、今後の地域ビジョン等を考えた結果、令和3年10月1日を持ちまして幡多病院から幡多クリニックに変更するとともに幡多クリニック介護医療院を開設いたしました。
今後においても当院は優秀なスタッフを集め、高度な知識と豊富な経験を生かし質の高い治療を提供する事を心掛け、地域医療において「人に対して思いやり」のある医療・福祉を心掛けてまいります。
理事長 島津 栄一
みなさま初めまして酉家賢一と申します。私は2006年に川崎医科大学を卒業し、その後 高知大学医学部附属病院、細木病院、島津病院などで医師として医療経験をつみ、2014年3月より幡多病院の院長に就任いたしました。
専門は透析・腎臓内科であり、浅学菲才の身ではありますが、出来るだけ幅広いニーズに対応したいと考えております。
私の出身は大阪府ですが、少しでも早く幡多地域のみなさまに溶け込み、地域医療を通じて健康福祉の向上を目指したいと思います。
幡多病院から幡多クリニックに変更致しましたが、今後とも当院を宜しくお願いすると共にお気軽に相談くださいますようお願い申し上げます。
院長 酉家 賢一